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アーユルヴェーダ食事法 キレイと健康の決め手は消化力にあった!

ビーチで瞑想する女性

幸せなカラダとココロを作るガイド人、ヨガインストラクターのCHIHIRO(ちひろ)です。

インド・スリランカで発祥した世界最古の伝統医学アーユルヴェーダ。日本でも6世紀頃から伝えられ、白湯や温泉の文化、寒い時期に行う乾布摩擦など、アーユルヴェーダの教えは身近な生活の中に根付いています。

ベールを被った女性

しかし歴史が古くすばらしい教えがたくさんあるにも関わらず、ヨガの愛好家や健康や美容に興味がある高感度な人達の間で知名度がとどまり…まだまだ日本では馴染みが薄いのです。

少しとっつきにくい横文字の言葉が多いですが、アーユルヴェーダの教えにはキレイや健康へのヒントがたくさん詰まっています。

赤い花のアップ

今回はその中から、みなさんの生活にとても身近な“食事”について、フォーカスしてご紹介します。

アーユルヴェーダの考える食事とは

スパイス

アーユルヴェーダでは、健康に生きるためにはドーシャのバランスが大切だと考えるため、ドーシャに作用する「食事」は薬と同じくらいに重視されます。

ドーシャとは

美しい女性

「ドーシャ」とは「カパ」、「ピッタ」、「ヴァータ」の3つからなる生命エネルギーのことをいいます。健康状態にあるときの身体はこの3要素からなる「ドーシャ」のバランスが取れていますが、このバランスが崩れると体は不調を訴え、様々な病気を引き起こします。アーユルヴェーダは、そのドーシャのバランスを保つことそのものなのです。それにより病気を治し、また病気を予防し、健康の維持そして増進を図るのです。

どんな人の体質にも、それぞれレベルは違いますが、この3つのドーシャすべてによって成り立っているというのがアーユルヴェーダの基本の考えです。たいていの人は3つのドーシャのうち、1つもしくは2つ優勢なドーシャがあります。
引用:アーユルヴェーダのすべて

麦とグラノーラ

正しい食事をすることで、食べ物は体内の組織要素となり、さらには、『オージャス』と呼ばれる活力のもととなります。オージャスは、免疫力や自然治癒力を高め、ストレスや老化から守ってくれる、私たちの体や心にとって大切な生命エネルギー。健康やキレイのためには、できるだけこのオージャスを増やしたいところです。

ところが、よくない食事をすると、体の中で食べ物がちゃんと消化代謝されず、未消化物が生まれます。これを『アーマ』と呼びます。

グラスに氷が落とされ水滴が飛び散る

アーマは、重く粘り気があり、体の様々な運搬経路である通路にはりつきます。そして、やがて通路をふさいでいくのです。アーマが体内に蓄積すると、私たちの体や心は様々な不調をきたします。現れる症状としては、だるい、眠い、疲れがとれない、鼻がつまる、痰が出る、吹き出物が出る、便や尿の臭いが強い、顔色がくすむ、皮膚にかゆみが出る、やる気が出ない、などが挙げられます。

うつむく金髪の女性

最近こんな症状がでている人は、もしかしてアーマが体内で蓄積されてしまっているかも!?アーマが溜まると病気や老化をまねくことにもなります。

食べ物は、適切な方法で摂取すれば私たちにとって『薬』になり、そうでなければ『毒』になります。これが、アーユルヴェーダの“医食同源”という考え方です。

薬膳

では、アーマ(未消化物)をつくらずオージャス(活力の源)を増やすためには、いったいどのような食事をしていけばいいのでしょうか。

お腹

そのカギは消化力!お腹の中に火が燃えているイメージを描いてみてください。私たちの体には、食べ物を消化する火のエネルギーがあります。これを『アグニ』と呼びます。

アグニが強すぎても弱すぎても、消化はうまく行われず、アーマ(未消化物)をつくります。アーユルヴェーダは、ちょうどいいアグニを保ち、食べた物を十分に消化することをとても重視しています。その日の自分の消化の火を意識することで、不調を緩和したり、健康やキレイを増進したりすることが期待できるのです。

草むらと太陽の光

アーユルヴェーダの食事というと、珍しいスパイスや食材を使わなくてはならないかのように思われるかもしれません。しかし、「何を」食べるかだけでなく、「どのように」食べるかも大事です。たとえ栄養の豊富なものを食べても、よくない食事の仕方をすれば、それは毒になってしまいます。

景色を眺める女性の後ろ姿

健康とキレイのために、自分の消化力を最大限に生かし、活力のもとオージャスを増やす、アーユルヴェーダ式8つの食事ポイントをご紹介します!

その1、食事に感謝

食事の風景

アーユルヴェーダでは、「食事は瞑想」と言われます。
食べ物、それを作った人や育んだ大地などのどれが欠けても、私たちは食べることができません。感謝を忘れないようにしましょう。

穏やかな気持ちで行う食事は、オージャスを増やし、心にも至福を与えてくれます。

その2、白湯(さゆ)を飲む

白湯

白湯は、全てのドーシャを整えてくれる最強のデトックスドリンクです。日本でも昔から病院などで取り入れられていますし、ここ数年“白湯ダイエット”として高感度な女性たちの間で大ブームとなったので、馴染み深い方も多いのではないでしょうか?

マグカップ

1日に700~800mℓを目安に、食事前と食事中に飲むようにしましょう。朝起きた時にもおすすめです。1度に飲む量はカップ1杯が適量です。ただし1日1ℓ以上飲むと、腸の栄養が流れ、体が弱ってしまうこともあるので気をつけましょう。

なるべく熱いままがよいのですが、体温以上であれば自分の好みの温度でかまいません。

草の中でケトル

✓体をあたためる
✓消化力を上げる
✓アーマ(未消化物)を排出する
✓代謝を上げる。など
すばらしい効果があります。

初めはおいしくないと感じるかもしれませんが、白湯の甘さを感じられるようになってくれば、浄化されてきたサインです。続けることで、体の内側からキレイになります。

「アーユルヴェーダ白湯」の作り方には、ちょっとしたコツがあります。

アーユルヴェーダ白湯の作り方

シャビーなケトル2つ

①やかんにきれいな水を入れて、強火にかけます
②沸騰し始めたらフタを開け、大きな泡がぶくぶくと出るくらいの火加減に調整。
③そのまま沸騰させ続け、10~15分ほどで火を止めます。
④飲める温度に冷まします。ゆっくりとすするように飲んでください。
⑤すぐに飲む分以外は、保温ポットに入れましょう。

その3、落ち着いた環境で、座って食べる

食事の時間

別のことをしながら食べること、悲しみや怒りの感情の中で食べること、などは消化力を低下させ、アーマ(未消化物)(未消化物)を作る原因となります。落ち着いた環境の中で座って食べると、体や心はリラックスし、消化力が安定します。

また、意識や五感を食べものに集中させることができ、満足感を得ることができます。

その4、毎日同じ時間に食べる(ただし、空腹を感じる時だけ)

腕時計をした女性

毎日同じ時間に食事をとると、予期反応として消化液や酵素の分泌が促され、体が消化に向けた体制を整えるようになります。そのため、食べ物の消化が素早くスムーズに行われます。

ただし、空腹を感じない時には無理に食べないようにします。空腹感があるというのは、身体の中で消化の準備が整い、これから入ってくる食べ物をちゃんと消化できる状態だというサインです。食べる前に、本当にいま空腹なのかを自分に問いかけるようにしてみましょう。

食事の間隔は、3~6時間、空けるようにするのが理想的です。

その5、昼食をメインの食事にする

青空

時間帯によって、体の生理機能の状態も変わります。

昼(10時頃~14時頃)は、消化力が1日のうちで最も高まります。そのため、昼食は、1日のメインの食事として、量と質ともにしっかりといただきましょう。

その6、朝食と夕食は軽めにする

裸足で背伸びする

朝(6時頃~10時頃)と夜(18時頃~22時頃)は、消化力が弱まる時間と考えられています。そのため、朝食や夕食は、昼食より量と質ともに軽めにしましょう。

また、胃に食べ物が残ったまま寝ると、消化されにくいので、夕食は遅くても寝る2時間前までにすませておくのがいいでしょう。

どうしてもお腹が空いてしまう時は、白湯かホットミルクをカップ1杯飲んでみることをおすすめします。

その7、適量を食べる

プレートランチ

日本では昔から「腹八分目」が健康に良いとされていますね。アーユルヴェーダでは食事の量は、胃の3分の2くらいまでが適量とされています。

3分の1を固体、3分の1を液体、そして残りの3分の1は消化をするスペースのために、あけておくべきだと考えます。

その8、食後はすぐに動かない

芝生の上に寝そべるサングラスをかけた女性

食べた後ですぐに動き出すと消化が乱れてしまします。5分ほどは座って静かに過ごしましょう。
食後に充実感と軽快感を得られることが、正しい食事かどうかの目安にもなります。自分の体に意識を向ける時間にしてみるのもよいでしょう。

オージャス(活力のもと)が増える食材を選ぼう

お皿に乗った様々な食材

健康とキレイのためのアーユルヴェーダ式の食べ方が分かったところで、つぎに「何を」食べるかをご紹介していきましょう。

アーユルヴェーダの正しい食事の基準は、オージャス(活力のもと)が多く含まれる食べものを選ぶこと、またドーシャのバランスと消化力を整える食べものを選ぶことです。

4つの正しい選び方をご紹介します。

1、土地のもの、旬のもの

魚や野菜などの食材

その土地でとれた食材やその季節に合った食材には、オージャス(活力のもと)が多く含まれています。
また、旬のものを取り入れることで、季節の変化によるドーシャの乱れへの対応が自然とできるでしょう。

2、できたてのもの

湯気がでているカップ

あたたかく、できたての料理は、最も消化がしやすく、食べた時の満足感も格別です。また、オージャスも多く含まれています。
無理のない時は、作り置きのものや加工食品を控え、作りたての食事をとるように心がけてみましょう。

3、適度に油分を含むもの

ココナッツオイル

油は太るからと避ける人がいますが、全く油を含まない食事は消化によくありません。特に消化力が高まる昼食時に、適量の油を使った食事をとることをおすすめします。

4,6つの味を含むもの

スパイス

アーユルヴェーダでは、基本の味(ラサ)を「甘味」「酸味」「塩味」「辛味」「苦味」「渋味」の6つに分類し、6つのすべての味が含まれた食事がよい食事だと考えます。

また、それぞれの味は、次のようにドーシャの増減に働きかけます。

〇食べ合わせ 
たくさんの食材

食べ合わせが悪い食べ物の組み合わせは、アーマ(未消化物)を増やします。できるだけ避けましょう。

( 例 )
牛乳 + 魚/肉/フルーツ/ヨーグルト
卵 + 魚/肉/牛乳/チーズ/ヨーグルト/バナナ
フルーツ + 他の食べ物

まとめ

海に沈む太陽

みなさんいかがでしたか?

アーユルヴェーダのキレイと健康を実現するための食事のポイントは大きく3つ!

✓オージャス(活力のもと)が多く含まれる食べものを選ぶこと。
✓ドーシャのバランスを整え消化力を高める食べものを選ぶこと。 
✓8つの食事ポイントを取り入れる。

アーユルヴェーダは、ひとりひとりの違いを大切にする「個の医学」です。
日常生活の当たり前のことを意識することで、自分の体や心の特徴に気付き、少しずつ自分の扱い方が分かっていきます。台所にあるもので、体の不調を軽減したり、健康を維持したりできるようにもなります。すると、突然のハプニングをさっとやり過ごしたり、楽しめるようになったり、と心にも変化があらわれるでしょう。
そして、体と心を親密に感じ、もっと自分を好きになるかもしれません。

いろいろと紹介しましたが、まずは1つでも2つでもいいので、自分のライフスタイルの中でできそうだと思うものから始めてみましょう!

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